今回は、絶対にやってはいけない馬券の買い方5選ということでご紹介していきます。
どれもやりがちなことなので、競馬ライフを送る際は、充分頭にいれていきましょう。
①複勝及び単勝1倍台の馬を買うこと
まずは複勝についてです。
1.9倍の馬に5,000円投資したとします。回収は9,500円となり、 4,500円のプラスです。勝率は約42%と半分を割っています。
(以下のサイトを参考)
正直、1.6倍も2.0倍もそんなに変わらないですが、外したときのダメージを考えると、1倍台の複勝馬券はできるだけ買いたくないです。
結構普通に外します。
次は単勝についてです。私は単勝3倍台以上の馬を買うことをおすすめしますが、2.5倍以下なら、単勝は基本スルーします。
一番よくないのが単勝1倍台のときです。
こちらのサイトでは、1.9倍でも大体40%と(体感ではもう少し高い気がしますが)こちらも当たったときのリターンより外したときのダメージが大きいと思っています。
(以下のサイトを参考)
1倍台で買いたい馬より、2倍以上で買いたい馬を優先させてください。
②重賞のレース重視、3連系で点数を絞る
この2つは、経験して分かったことです。
重賞って、情報がたくさんあふれているので、一見あたりやすいと思い勝ちですが、実は真逆です。
重賞にかける予想時間を平場の方にかけるだけで、全然的中率変わってきます。
詳しくはこちら。
また、3連複・3連単の3連系の馬券を買う際には、是非とも注意してなればならないことがあります。
詳しくはこちら。
③自信のあるなしで購入額を変える
「このレースは自信があるから勝負レースだ!○万円!」
ってよく聞きますよね。
どんなに自信があっても、何が起こるか分からないのが競馬です。そしてそういうときに限って外します。
そもそも、何をもって必ず来るという自信があるのでしょうか。
逆に、ひよって買った馬券が当たって「当たるならもっと投資しておけばよかった・ ・」と後悔したこともあるでしよう。
結局いくら傾向を練ろうとも、当たる予想家の見解を参考にしようとも、絶対なんてものはないのです。
例えば、単勝3倍の馬を2R買ったとして
1R目は、絶対来ると思っている馬、もう1Rは、なんとなく来そうだと思っている馬
だとします。
資金は1万円として
A:1R目→8,000円、2R目→2,000円
B:1R目→5,000円、2R目→5,000円
とそれぞれ購入したとすると
Aの場合、1R目だけが当たれば14,000円のプラスになりますが、2R目だけだと4,000円のマイナスになります。
Bの場合、どちらでもプラス5,000円になります。
競馬というのは不思議なもので、これが来るのかっていう馬が来てしまうものです。
この買い方の差が、いつの間にか大きな差になっていくでしょう。
しっかりと購入する根拠のあるレースを見極めた上で、倍率をみて、金額を変えるのはいいですが、自信のあるなしで金額を変えるのはあまりおすすめしません。
結局人気馬でも穴狙いでも、同じように買っている人が最後に笑っているのです。
④勝つことよりも負けないことを過度に重視してしまう
パチンコや株等にも言えますが、こういうものをやる際は、増やすことよりも、減らさないことが大事です。
±0でも勝ち組です。それは事実なのですが、ここでいう、負けないことというものは少し違います。
競馬は、当たらないとつまらないものです。馬券全滅で回収0円が一番萎えます。なので以下のようなことをしがちです。
例えば、6,000円分を1Rに投入するとします。
ワイドに1,500円×3=4,500円投入するとして、残り1,500円が残ります。
わたしもやりがちなのですが、これを保険馬券として、ワイドが全滅したときのために、2~3倍くらいの倍率のものにつぎ込んでしまいます。
最悪のときを想定して、少しでも負債を減らしたいですからね。
これが落とし穴。そもそも保険でさえ、普通に外します。
いろいろと検証してきましたが、勝つときに大きく勝つことが長期的にみると大事です。
(理想は投資額の3倍以上※穴党は除く)
50%を超える的中など、プロ馬券師でも無理なレベル。
目の前の負債を減らす1,500円、勝ち額を増やす1,500円、どちらが長期的には有効になるでしようか。
答えは後者です。分かっていてもこれが難しい。
保険馬券を当てて4,500円を戻して1,500円のマイナスにするより、2,000円×3や、穴狙いを入れた1500円×4にする方が効率的です。
回収0を恐れずに行かないと、競馬で勝つのは難しいでしょう。
極端な話「99回連続で回収0が続いても100回目に取り返せばプラスになればいい」みたいな、軸がしっかりとした考え方で馬券を買っている人を耳にしたことがありますが
それは1つの正解の考え方。
結果、そういう人が勝っているんですよね。
私にはできないですけど(笑)
だから競馬で稼いでる人は、ほんの一握りなのでしょう。
⑤11Rの後に、勢いで12Rの馬券を買ってしまう
これ、本当にありがちです。
重賞の後にもう1Rあるのは、いろいろ理由はあると思いますが
隠れた理由として、競馬をする人の心理を狙っているからだと思っています。
最初から12R目を買う前提でいるならいいのですが、そうでないなら要注意です。私もこの罠で、合わせたらいくら負けたのだろうと思います。
重賞で負けた後は、どうしても取り返したくなる気持ちになります。
「もう〇千円だけ・・・当たれば負債が一気に減るし。これだけ負けたのだから、もう数千円負けも変わらん!」と。
重賞が終わってから始まるまで多くて40分ぐらいなので、ダッシュで予想します。金銭感覚もそのときは狂っています。
そんな行き当たりばったりで勝てるほど甘くはありません。そして、負けるのです。
2,000円だけ・・・を5回続けただけで、最悪1万円のマイナスになってしまうのですから怖いものです。
まあ、たまには当たって逆転もありますけどね。
その「たまに」の幻影を追ってしまうのが、また思うツボ。
その逆もそうです。
重賞で勝った後は、気持ちが大きくなります。
重賞で勝って、例えば1万円浮いたとして
「今日はついてるし、8,000円のプラスだと思って2,000円だけ買おうかな・・・」と。
そのときも金銭感覚が狂っています。
勝っても負けてもそのような思考になってしまうのです。
これ、本当に気を付けて下さい。
12Rを買うなら買う、 買わないなら買わないと、その日の昼までには決めておきましょう。
小さな負債がやがて大きな負債となってしまいます。
①複勝及び単勝1倍台の馬は買わない
②重賞レースは難しい、3連系は点数を絞ると後悔する
③自信のあるなしで購入額を変えない
④回収0を恐れずに、的中したときの回収額を意識する
(理想は購入額の3倍以上の回収)
⑤12Rは、その日の昼までに買う買わないを決めておく
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